2年の歳月をかけた逸品が完成しました。
現在まで脈々と受け継がれた彦根仏壇の伝統的技術が結集した仏壇と言えます。伝統的な意匠を継承しつつ、アクセントとして家紋や縁起の良い意匠を随所に取り入れて遊び心に溢れるデザインとなっています。
今、彦根仏壇が造れる最高品の1本と胸を張って申し上げることができる仏壇です。
この仏壇のアクセントとなる三段錺(かざり)金具は上から下へ雲、雪、流水と水の三態が移り変わる時の流れを表しています。松竹梅鶴亀と雪月花を加えて蓬莱山の美しい情景を表しています。蒔絵は夫婦愛の象徴である鴛鴦(おしどり)のいる水辺と、桜と紅葉の雲錦文様としました。
漆は最高級の蝋色仕上げに、木地、彫刻、宮殿、金箔、蒔絵、錺金具と現在の彦根仏壇が造れる最高級の品質で一切の妥協なく制作しています。
この金仏壇は伝統的工芸品 彦根仏壇として、第24回 全国伝統的工芸品仏壇仏具展に出品し「伝統的工芸品産業振興協会賞」受賞しました。
お客様のご希望のサイズや仕様(形・図柄等)をお聞きしながら、製造を進めて参ります。